銀行からの借り入れ
新規融資の1年間の返済額、
そして、すでに受けている長期融資の1年間の返済額の合計が
税引後利益+減価償却費(キャッシュフロー)を下回ると融資審査が通りやすくなる
融資実行金額、融資返済金額のシミュレーション方法について資金繰り表で返済計画をたてるで説明しました。
もしあなたが、銀行から証書貸付のような長期融資を受けないと、資金繰りがまわらないといった場合はどうなのか?
融資審査において、無理のない返済計画のアピールが確実に効果を発揮してきます。
長期融資を受ける場合のスムーズな返済計画とは、
・その1年間の返済額
・今すでに受けている長期融資の1年間の返済額
を合計した金額が、キャッシュフローを下回ることです。
キャッシュフローとは、ハネ資金でも説明しましたが
税引後利益+減価償却費
ですが、新たに長期融資を受けようとする場合、返済計画が以下の公式になるようにアピールすると融資はおりやすくなるでしょう。
前期の税引後利益70+減価償却費20=90(キャッシュフロー)
長期融資の返済額80
1年間の返済額が上記のキャッシュフロー内での融資返済で
90−80=10
10以内になることを銀行にアピールする。
融資を受けるとき、返済方法は適当に決めてしまいがちです。
思いつきだけで返済方法を決めず、資金繰り表で返済計画をたてることが、結果として、長期融資攻略法でもあることを覚えておいてください。
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